増築日記スタートします!(新規開業や増改築する先生向け)
当医院は増築をすることになりました。
完成の外観予想図
完成の院内予想図
メンテナンスゾーンを新たに作ります。
2019年10月着工
2020年5月GWに完成予定
そこで、増築に至った経緯と完成までの流れを書いていきます。
新規で開業する先生や継承で増改築を考えている先生に少しでもお役に立てる情報があればと思います。
完成の5月頃まで少しづつ書いていきます。よろしくお願いいたします。
増築を決断した経緯
もともと予防中心の診療スタイルが私の歯科医師としての考え方です。
なので医院の中は歯科衛生士さんを中心とした予防歯科の医院作りを2008年の改装以来してきました。
メンテナンスに通っていただく患者さんが増え、予約が取りにくくなってきたので、2017年12月ごろに週6診療体制を決めました。
3カ月の準備期間を経て
木曜日診療を2018年3月より開始しました。
(スタッフの協力なしでは不可能です。心から感謝しています)
常勤スタッフは水・木に交代で休み、週5→週6に変更
Drは私(院長)は木休み、妻(副院長)は水休みです。
それでもありがたいことに予約がとりにくくなってきたこと、スタッフが長く勤務してくれているため、活躍の場を拡げること。
今後の事業展開として勤務医の先生の採用・育成、学べる環境を作っていきたいので、増築を決断しました。
時期は決断した時期は2019年になってからです。
私は2019年12月で45歳になりました。
「借金をしてがんばるならこの45歳から55歳までの10年間だろう」
と考えました。
自分では、一番伸びしろがある時期と感じます。
もし今の年齢が50歳くらいだと、また違った選択肢もあると思います。
60歳だとしたら、きっと増築はしていません。
ダウンサイジング(縮小)している可能性もあります。
ただしその時に後継者がいて、継ぐとしたら相談すると思います。
しかし子どもが歯科医師になったとしても、一緒にやらなければ、増築はしないと思います。
楽しく準備していこう!
増築内容
1 待合室を拡げる(込み合う時間は座れない為)
2 患者さん用のトイレを新設する(1つでは足りなかった)
3 7台→10台(11台配管)
4 勤務医の部屋を作る
5 カウンセリングコーナー(位相差顕微鏡設置)を新設する
6 機械室の新設かまたは修理(地震対策)
自宅の駐車場を無くした部分と病院の庭を縮小して増築します。
外構工事費用
約3200万円(税込み)
機械室工事費用
約230万(税込み)
診療室の中の設備はもちろん別です。
当初私は「少し増築するだけなら、歯科専門の人を設計に関わらなくても良いか」
と思っていました。なので工務店の1級建築士さんだけで図面をひいてもらいました。
図面だけなら、問題はありませんでした。
しかしチェア周りの細部の設計部分や外観のデザインが上手く伝わらないのです。
「機能は問題ないが、外観などデザインの経験値が少ない」、
普段、住宅や会社、工場の図面を引いているわけなので、仕方がないと理解しました。
妻と相談し、専門の業者さん(株式会社バイタルさん)に途中から
入ってもらうことにしました。
2019年5月16日(木)
東京品川へデジタルコミュニケーションフェアへ歯科業者さんと参加しました。
増築にあたり、ネット予約システムを入れ替える必要ありました。
今現在使用しているのは、デンタマッププラス。安いし使いやすいし、言うことないのです。
しかし増築してチェアが増えるとデンタマッププラスでは対応できないことがわかったのです。
各社みて回りましたが・・・。
結論からお伝えすると、ノーザのプレミアムという予約システムを採用しました。
決めては将来的に患者さんのスマホにアプリをいれてもらうと、
予約が取れるシステムがあることです。あとはレセコンと連動しています。
またちょうどIT補助金が活用できることを知りました。満額でおりると、149万9999円です。