2019チームミーティング山形

2019年10月4日の午後と5日と休診をさせていただきました。

山形県酒田市へ歯科衛生士8名と院長の河内と9名で
2019オーラルフィジィシャンチームミーティングに参加しました。

私たち知多半島に住む人が山形って言うと
あまりイメージが湧きませんよね?
私の知っている単語を思い浮かべると

芋煮会 モンテディオ山形 女鹿
とかですかね。

陸の孤島
とタクシーの運転手さんが言っていました。

とにかく遠いのです。

山形県酒田市までのルートは
富貴→名古屋→品川→羽田空港→庄内空港
→酒田

アクセスや飛行機などの待ち時間を考えると6時間くらい
かかります。

セントレア→タイ
6時間くらいでしょう❗

10月6日日曜日は17時まで講演があるので、
富貴に帰る前に0時を過ぎ、日が変わり
月曜日になってます。

スタッフのみんなと名鉄電車で別れるとき
「またあとでねー(@_@;)」
になります。

さすがに月曜日のパフォーマンスが低くなる
というわけで
今回は、秋田空港を使っています。

セントレアと秋田空港が飛んでいました

2時間のフライトです(良かった🎵)

席はプロペラの横でしたので、だいぶ怖い!

 

酒田←→秋田空港
タクシー💴🚗でどれくらい時間がかかるか
イメージしてみてください。

なんと2時間です
お尻がヤバいです。
皮が剥けそう( ´;゚;∀;゚;)

学会は13時過ぎに途中で帰りますが、
18時にセントレアに戻ってこられるので
次の日からの診療はバッチリです!

しっかり勉強して、エネルギー満タンで頑張ってきました。

 

秋田空港からジャンボタクシーで約2時間かけて山形県酒田市へ入り

そのまま、平田牧場で食事

満面の笑顔で食事です

会場前にて撮影

ブースにて 新しい情報を勉強しています

また食べ物 「こいせ」というお寿司やさんにて。

日吉歯科診療所にて集合写真

 

◆チームミーティング内容 一部抜粋◆
『人口減少・少子高齢化社会へ我々はどう立ち向かうか?』
日本は2008年を境に人口減少に突入しており、今後も人口は減少し続けると言われています。それに加え、少子化の進行、高齢者の増加によって、人口構造も大きく変化していきます。さらに、年々増加する莫大な医療費の問題は議論されて久しいですが、抜本的な対策を講じない限り、国民皆保険制度は破綻するであろうとも危惧されています。

2017年のベストセラー「未来の年表」の著者、河合雅司さんを中心に7名の有識者にご登壇いただきました。今後日本がどのような社会になっていくか、そして、庄内地域をモデルケースにし、人口減少・少子高齢化社会に対して、どう向き合っていくかをディスカッションも交えて皆さんと考えていきました。

河合雅司さん(ジャーナリスト)
「未来の年表 人口減少日本で起きること」

ベストセラー“未来の年表”の著者である河合雅司さんに、日本で今後起こる事態について、確かなデータをもとにご講演いただきました。

・著書
「未来の年表」 講談社現代新書
「未来の年表2」 講談社現代新書

講演内容を一部記載します。

〇出生数は2065年で今の半分になる!!

〇高齢化社会の4大特徴について〇

1 高齢化する高齢者

2 女性高齢者の増加

3 1人暮らしの高齢者

4 貧しい高齢者

地方空港のタクシー運転手はみな高齢化。若い人はいない。

医療でも同じ「人手不足」という問題

・医療従事者の高齢化で「無医村地区拡大」

・住民の疾病構造変化

・患者不足で地域偏在

日本の人口は毎年90万人減少していく

→→→医療をこの地域にどう残していくか?!

☆答え☆

「戦略的に縮む」という成長モデル

・小さくとも豊かな国へ

・大量生産、大量販売→少量生産・少量販売

・社員1名当たりの生産性の向上

・少人数ビジネスで付加価値UP

・得意で「無くてはならぬ存在」を目指す

・1つ1つのモノを高く売っていく

・少人数で付加価値をつける(フランス 例ルイヴィトン)

→100人で100億円→50人で80億円を目指す

〇自治体改革について〇

1 今後少子高齢化社会で、自治体が機能できなくなる

2 地域包括ケアは機能できない。独居や夫婦のみの高齢世帯激増

3 都会特有の希薄な人間関係

4 女性が社会進出による地域の支えて不在

「家族」や「支えて」がいないことが課題である

働く人が減っているのに、「介護離職」が増加している

大企業では7人のうち1人が介護離職あり

☆自治体の役割を再度定義すべき☆

1 昭和30年代・40年代に生活に戻るべき

2 教育にもお金がかかるが、お金、何でもお金の時代ではムリ

社会保障はバブル時代、高齢者が少ない時に作られた制度のため、永遠に続くわけではない。

☆提言「住まい」を含めた社会保障改革をしよう☆

1 住民同士の助け合いのシステム・仕組み

2 高齢者向け「低家賃・福祉住居」

3 助け合いの輪への参加

4 地域内2居住で往来可能にする

自助・共助・公助・助け合いで依存せずに豊かな暮らしへ

→結果として行政コストを圧縮する

河合雅司さんの講演のまとめはここまでです。

 

日吉歯科診療所 熊谷崇先生からは

「小さくてもキラリ」と光る社会を目指して行こうというお言葉がありました。

メンテナンス→予防→医療費の削減 という流れを作っていこうと

力強いお言葉がありました。

 

10月6日日曜日
『社会は変えられる 世界が憧れる日本へ』
江崎禎英さん講演

(経産省商務・サービスグループ政策統括調整官 兼 内閣官房健康・医療戦略室次長)
東京大学卒業、通商産業省に入省し、通商問題を担当。出向した大蔵省で金融制度改革に携わる。96年英サセックス大学大学院に留学の後、EU(欧州委員会)に勤務。帰国後、IT政策を担当し、内閣官房で個人情報保護法の立案に携わる。資源エネルギー庁エネルギー政策企画室長、岐阜県商工労働部長、経済産業省生物化学産業課長、同ヘルスケア産業課長などを経て、2017年より経産省商務・サービスグループ政策統括調整官 兼 内閣官房健康・医療戦略室次長。また、2018年より厚生労働省 医政局統括調整官も兼任。日本の医療政策を進めているキーマンの官僚

今後の日本の医療政策をどのように取り組んでいくのかについて

講演の一部を記載します

〇人生100年時代の医療介護の在り方

・病気にならない→健康な状態を維持し続ける。

・重症化させない→早いタイミングで対応する

・切り離さない→社会とのつながりを維持するし続ける

美味しい(食事)楽しい(運動)ワクワク(ストレスマネジメント)

「ありがとう」といってもらえる環境整備をする

健康寿命を延長させること

「自分が社会の役にたっている」という実感を持ってもらう

医療

昔は治す → これからは予防

介護

昔は周りが支える → これからは自立

(身の周りの事は自分でやれるように)

*おまけ*

ババヘラアイス

みなさん ババヘラアイスってご存知ですか?

私は知らなかったので、WIKIPEDIAで調べてみました

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ババヘラは、主に日本の秋田県で露天販売されている氷菓の一種、およびその販売形態。「ババヘラアイス」とも呼ばれ、また一部地域では「ババベラ」とも発音される。
販売員を務める中年以上の女性(ババ)が、金属製の「ヘラ」を用いてコーンへ盛りつけることによる呼び名である。幹線道路そばやイベントの会場近くでしばしば見られる。降雪期を除いた春から秋にかけて販売されるが、一般には夏場に多く出店され、夏の秋田の風物詩となっている。

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酒田から日本海を見ながら秋田へ向かう道

歯科衛生士のあやかちゃん

皆さんもぜひご賞味くださいませ。